こんちには!
日本にはいろんなビジネスがあります。
現代では副業からビジネスを始めて、副業の収入で生活ができるようになると本業をやめ、副業を本業にする方が増えている時代です。
そんなビジネスに興味を持つと、そのビジネスの種類に関わらず、必ず耳にすることになるのが、「ロバートキヨサキ」という人物です。
この人はどういう人物なのか!?そして最もよくロバートキヨサキ氏の名前を活用しているビジネスはネットワークビジネス業界です。その中でもアムウェイがロバートキヨサキと関連があると言われています。
ここでは
- ロバートキヨサキの簡単なプロフィール
- ロバートキヨサキとアムウェイはどのような関連があるのか
- ロバートキヨサキの著書「金持ち父さん 貧乏父さん」は読む価値があるのか
などまとめてきます。
目次 (クリックでジャンプ!)
プロフィール
- 名前 : ロバート・キヨサキ
- 生年月日 : 1947年4月8日
- 出身地 : アメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島ヒロ
- 現居住地 : アメリカ合衆国・アリゾナ州スコッツデール
- 職業 : 投資家、実業家、作家
- 純資産 : 推定8,000万USドル[1]
- 配偶者 : キム・キヨサキ (1985年 - 現在)
ロバートキヨサキはアメリカ生まれで、アメリカの海兵隊でのパイロットとしてベトナム戦争を経験し、帰還後にビジネス業界に参入します。
事業歴を簡単にまとめますと
- 1960年代(当初10代 貴金属と硬貨の取引
- 1973年(当初26歳) 不動産投資。現役で不動産投資を継続。
- 1977年(当初30歳) ナイロンとベルクロを使った「サーファー向け財布」を考案し企業。
- 1994年(当初47歳) ビジネス引退。ボードゲーム「キャッシュフロー101。202」考案
- 1997年(当初50歳) 「金持ち父さん 貧乏父さん」執筆
- 2002年(当初55歳) 鉱業ベンチャービジネス開始
その他、詳しい年代は不明ですが、油田や天然ガスへの投資、太陽エネルギー会社への投資、金融市場への投資などを経験。
現代のビジネス業界で大変なブームとなっている「金持ち父さん 貧乏父さん」は50歳の時に執筆されました。
この時はすでにプレーヤーからは引退されており、その成功経験を踏まえての執筆された著書です。
キャッシュフローゲームの考案
キャッシュフローゲームは、人生ゲームのようなボードゲームの一種で、ラットレース(労働収入)から不労所得を得るためにお金や時間の投資をしていくシミュレーションゲームです。
これは私もやったことがあり、大変楽しいゲームでした!
そしてこのゲームは、算数さえできれば簡単に成功ができてしまう(不労所得が得られる)ゲームです。
このゲームのねらい
ロバートキヨサキさんが開発されたコンセプトとしては、「金持ち父さん」から学んだ教えを広めるため とあります。恐らくはこのゲームを体験し、成功や失敗を何となくでも経験することで、今後企業する意思の手助けをすることがねらいなのでしょう。
ネットワークビジネスの勧誘ツールと化
しかしこのゲームはネットワークビジネス界での勧誘手法として利用されることがあります。
その理由として個人的な推測ですが
ゲーム上では簡単に不労所得が作れてしまいますが、これによって自分にセンスがあると洗脳させ、ネットワークビジネスでは不労所得を構築していきましょう!という流れで勧誘するためでしょう。
またこういうゲームはコミュニケーションツールとしても優秀で、プレーヤー同士がすぐに仲良くなります。
そうやって楽しいコミュニティー!!と思ってもらうことも戦略の一つでしょう。
キャッシュフローゲームに参加する際は、こういう勧誘があるかもしれない、ということを知っておきましょう。
「金持ち父さん 貧乏父さん」の執筆
1997年にビジネス業界に衝撃を与えた、「金持ち父さん 貧乏父さん」が執筆されました。
これは、主人公の周りには2人の父親がいて、この2人はいわゆるお金持ちと貧乏というキャラクターで、この考えの違いを学んでいくというストーリーになっています。
この本を執筆された狙い
この本を執筆された目的は「キャッシュフローゲーム」の宣伝の為と言われていますが、その考え方は様々なビジネスをする上での基礎となる内容がふんだんに盛り込まれています。
しかし実際にこの本を読んで、「じゃーどうやってお金持ちになるのよ。」ということがわからず、何をしたらよいのかがわかりません。そこでキャッシュフローゲームをまずはやってみよう!ということでしょう。
ネットワークビジネスの勧誘ツールと化
キャッシュフローゲームと同じく、この本もネットワークビジネスに勧誘するツールとして利用れています。
その狙いとしては、
- 読むことでビジネスに対するモチベーションアップ。
- 不労所得を得られる仕組みを構築すればお金持ちになれる。
ネットワークビジネスは、それを実現させるツールである説明してクロージング。
まるで、庶民が不労所得を得られるのはネットワークビジネスしかないということを言ってきます。
さらにたたみかけられる要素として、本の後半に「ネットワークビジネスはすでに仕組みが出来上がっており、これを利用することもおススメ」というニュアンスのことが書かれています。
しかし知って欲しいことは、庶民でも不労所得を得られるビジネスは現代でもネットビジネス等、他に存在します。。
ネットワークビジネスはネットビジネスが発達する前にできたビジネスであり、現在は新しいビジネスが随分と広がっています。
ネットワークビジネスを検討されている方は、一度他のビジネスを調べてみるとよいと思いますよ!
金持ち父さんシリーズについて
「金持ち父さん 貧乏父さん」は、シリーズ化されていて、他にたくさんの本が執筆されています。
1点大変有名な本を紹介しますと、「キャッシュフロークワドラント」という本があります。
簡単に内容を紹介しておきますと、
収入には以下の4種類に大別することができます。
- 「E」 ⇒ 従業員(Employee)
- 「S」 ⇒ 自営業者(Self Employee)
- 「B」 ⇒ ビジネスオーナー(Business Owner)
- 「I」 ⇒ 投資家(Investor)
そのうち「E:従業員、S:自営業者」は労働収入であり、「B:ビジネスオーナー、I:投資家」は労働量に比例しない収入
(不労所得)となる収入です。
「E:従業員」は ”お金の自由がない、時間の自由がない”
「S:自営業者」は ”お金はあるが、場所の自由がない、時間の自由がない”
「B:ビジネスオーナー」は ”お金と自由があり、仕組みや人でお金を生み出す”
「I:投資家」は ”お金と自由があり、お金でお金を生み出す”
つまり、時間とお金の余裕がある、「BかIを目指してなさい」というものです。
まさにロバートキヨサキさんの言いたいことそのものがこのキャッシュフロークワドラントですよね。
しかしながらビジネスに知識がないと、何をすればよいのか!?はこの本だけでは決めれらないかと思います。
金持ち父さんシリーズは読む価値があるものか?
「金持ち父さん 貧乏父さん」の簡単な概要を記してきましたが、やはりしっかり自分で読んでみたいところですよね。
しかしこれらの本、それぞれが300ページ程あり、値段も新冊で買うと2000円程します。
どうですか?なかなか躊躇するボリュームではないでうか?
というわけで、どんな人に向いているか、向いていないかを考えてみました。
オススメしたい人
- ビジネスの根本的な考え方を学びたい方
- 会社経営を考えている方
- 新たに何か仕組みを生み出したい方
ビジネスの考え方を学びたい方にはおススメできます。
ビジネスは時代と共に変わっていきますが、根本の思想はそれほど急激に変わることは無いです。
このビジネス書の内容でしたら、今後も通用する内容でしょう。
オススメしない人
- 既存の仕組みに乗っかって稼ぎたい方。
- 小規模なビジネス以下で満足の方(会社経営までしない)。
金持ち父さんシリーズは1997年に執筆された本です。
もはや20年以上の時間がたっており、今はネットが発達して新しいビジネスがたくさん生まれています。
この新しいビジネスは、金持ち父さんシリーズには当はならない概念があるビジネスもでてきています。
この書籍を読んでも勉強にはなっても、そういうビジネスの成功には繋がらないでしょう。
専用の情報商材を購入したり、オンラインサロンに入って最短の道を勉強したほうが断然良いでしょう。
金持ち父さんシリーズを読むのにはそこそこの時間がかかります。
実施予定のビジネスに、それが本当に必要なのか!?を考えて、必要なことをやっていきましょう。
ロバートキヨサキとAmway(アムウェイ)との関連について
ロバートキヨサキさんの書籍では、ネットワークビジネスを利用することも一つの手法だと言われています。
そして書籍にはAmwayという固有名詞ではなくあくまで「ネットワークビジネス」と言われています。
しかしながら、ロバートキヨサキさんがネットワークビジネスを提案している理由には、Amwayとの関係があると言われています。
その経緯をまとめますが、これは噂レベルの話ですのでデマである可能性もありますのご理解ください。
ロバートキヨサキは、
ナイロンの財布会社が倒産し、ロバートキヨサキさんが自己破産際に、ロバートキヨサキはアムウェイのリーダー達と親交を深め、1997年に出版した「金持ち父さん貧乏父さん」を、Amwayにおけるコネクションを使って拡散。
親交を深めていたAmwayのトップたちが、より高身を目指すダウンにこの本を薦めることによって「金持ち父さん貧乏父さん」はAmway内に大々的に広がった。
という噂があります。
これは今でこそわりとメジャーな売り込み方ですが、当初はこの宣伝方法が斬新であたのでしょう。
この手法がヒットして今の「金持ち父さんシリーズ」の人気に繋がったのかもしれませんね。
Amwayについては、こちら山口達也さんのページで詳しく説明していますので、是非ご覧ください!
まとめ
ロバートキヨサキさんか執筆さえた「金持ち父さんシリーズ」は、今の時代に読むべきか!?は、何をやろうとしているのか!?を見つめなおしてから判断すべきです。
この本は1997年時点でのビジネス書なので、それ以降に火が付き始めたビジネスは特に見極めが必要ですね。
ただ読んで損はしない本なので、時間に余裕がある人は読めばよいと思います。
Amwayとの関係については、説得力はあるものの、真実かどうかは不明でした。
今回はここまでです。
他にも記事がありますので、よければご覧になってごゆっくりしていってください!